歓喜の瞬間

昨日、淡路島(兵庫県南あわじ市)で「アジア国際子ども映画祭」関西・四国ブロック大会が開催され、ノミネート作品「子どもになった先生」を制作した子どもたち7名(4名は欠席)と団体スタッフ3名の、合計10名で朝6時に奈良を車で出発して、会場へ向かいました。

 

現地へ到着すると、会場はすでに関西・四国の各地から集まった多くの参加者の熱気に包まれていました。今回のノミネート作品数は26本、うち12本は中高生の作品で、北海道で11月に開催される国際(本選)大会に勝ち進むには、ここで3位以内に選出されることが絶対条件です。

 

第7位の賞からスタートして第4位まで発表されたとき、「これ以降に名前が呼ばれたら国際大会だ!」という期待と、「もしかすると何も受賞できず終わるかもしれない」不安が交錯し、子どもたちの緊張感はすでに極限状態です。そして、第3位の発表で子どもたちの作品名が読みあげられた瞬間、全員が喜びを爆発させました。大会第3位となる「南あわじ市長賞」(写真中央は市長)を獲得して国際大会への出場を決めた子どもたちにとって、最高の1日となりました。