手作りのパチンコで的を狙う子ども

冬の自然体験

奈良県立野外活動センターの池のほとりで休憩する子どもたちとスタッフ

1/30(土)〜31(日)の日程で、奈良県立野外活動センターを利用して、子どもたちと1泊2日の自然体験プログラムをおこないました。

 

この時期の県立野外活動センターは寒さが非常に厳しいため、野外炊事場や屋外トイレの水は凍結防止対策ですべて止められていて、水は管理棟からポリタンクに入れてリヤカーで運んできて、トイレもその都度、管理棟のトイレまでいく必要があります。

 

このことは事前の打合せ時にも告知されていて、「この時期に利用する団体は、そちらだけですよ?本当に宿泊するんですか?」と何度も念押しされての利用でしたが、あの広い施設と敷地を貸し切り状態で使用することができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

冬の自然体験とはいっても、私たち大人とちがって子どもたちに寒さは関係ないようで、2日間めいっぱい体を動かして、自然のなかを元気に走りまわっていました。

 

 

火の価値

野外炊飯をする子どもたち

真夏に野外炊事などで薪を燃やし、全身汗だくになりながら「かまど」の当番をしていても、なかなか火のありがたみを実感することはできませんが、冬の寒さが厳しい季節には、凍えた体を火がどれだけ暖かく包みこんでくれるか、心底実感することができます。

 

太陽のでている時間帯は子どもたちも活発に行動して、寒さもほとんど気になりませんが、夜からいっきに気温が低下してくると、大人も子どもも自然と火の周囲に集まってきます。

 

気温が氷点下でも、燃えている薪の周囲にいると体が芯からポカポカして暖かく、視覚的にも、炎を見ていると心が落ち着き、心身ともに癒されているのを感じることができます。

 

そんなとき、今日の活動や明日の予定、普段の面白い出来事など、みんなで笑いながら楽しい話をしていると、火が私たちに与えてくれる様々な魅力や価値を実感するのです。

琵琶湖

琵琶湖の水辺で遊ぶ子どもたち

4月から開催する、全12回の年間プログラム『森と琵琶湖一周 こどもチャレンジキャンプ』の参加者募集パンフレットで使用する写真を撮影するために、先日、小学生の子どもたちを連れて琵琶湖へ行ってきました。

 

じつは、その少し前にもスタッフだけで琵琶湖の写真撮影に行ってきたのですが、風景写真だけだとプログラムの魅力がなかなか伝わらないこともあり、これまで自然体験に参加してくれた馴染みのある子どもたちに声をかけて、今回もういちど撮影をすることにしたのです。

 

当日は天気が良く気温もぐんぐん上昇し、絶好の撮影日和でした。さすがに泳ぐのはまだ無理ですが、子どもたちは靴を脱いで素足で湖に入り、ずっと楽しそうにはしゃいでいました。

 

天候と子どもたちのおかげで、とても素敵な写真がたくさん撮れたのですが、唯一の問題は、琵琶湖があまりにも大きすぎて、どれも海で撮影した写真に見えてしまうことです(笑)。

パンフレットや、このHPでも、このときの写真を使用していますので、ぜひご覧ください。

春のハイキング

ハイキングをしている参加者たち

週末に「幻の大仏鉄道」の痕跡をめぐるハイキングを開催し、3歳の子どもを含む親子連れから70代の高齢者まで、合計17名の、幅広い年齢の方々にご参加いただきました。

 

当日は天気も良く気温がどんどん上昇し、春の陽気を全身で体感しながらのハイキングとなりました。また、今回ガイドを担当してくれた大仏鉄道研究会Mさんの説明も非常に面白くてわかりやすく、子どもから大人まで、世代に関係なく大仏鉄道の魅力を満喫することができました。

 

事前のスケジュールでは14:30頃にJR奈良駅で解散という予定が、実際には60分近く時間が押してしまい、参加者の皆さんにご迷惑をおかけした場面もありましたので、今後のプログラムではそういった反省点を改善し、さらに充実した内容となるよう、努力していきたいと思います。

 

解散時に、参加者の方々へおみやげとして、木津川市公認の「大仏鉄道缶バッジ」と、手焼き煎餅で有名な畠山製菓の「大仏鉄道せんべい」をお渡ししたところ、とても好評だったので、今後もこういったアイデアを取り入れて、参加者に楽しんでいただけるプログラムを目指します。

プログラムの特徴

大仏鉄道の遺跡を見学する参加者たち

私たちが主催するプログラムには『月間(単発)プログラム』と『年間(連続)プログラム』の2種類がありますが、それぞれ開催の目的が異なり、長所と短所があります。

 

『単発プログラム』は、短い日程(日帰り〜1泊2日)、低料金、幅広い対象年齢を設定しており、家族・親子・友人・単独で参加して気軽に自然体験を楽しむことができます。その反面、時間や料金の制約から「気軽」以上の自然体験を提供することは難しく、様々な年齢やグループの参加者が短い日程で互いに関係を深めることや、プログラムを通じて参加者が何らかの成長を実感することも、現実的にはなかなか厳しいものがあります。

 

『連続プログラム』は、長期間をかけて様々な自然体験を深くじっくりと楽しむことができ、参加者も互いに協力しながら関係性を深め、年間を通じて自分や仲間の成長を実感しやすいのですが、トータルとしては、料金が高額になったり参加日程が長期化するため参加のハードルが高く、対象年齢も限定されます。私たちはこういったプログラムによる長所と短所を踏まえたうえで、皆様がその時々で最良の自然体験を選択できるよう、努力していきたいと思っています。

連続プログラムの開始

野外炊飯をする子どもたち

ついに、連続プログラム「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」がスタートしました!

 

これから来年3月まで毎月1回のペースで実施し、年間を通じて小学校4〜6年生の子どもたちが様々な自然体験や野外活動にチャレンジする、充実のプログラムとなっています。6/6(月)まで参加者の追加募集をおこなっており、5/29(日)には保護者説明会も開催しますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

連続プログラムの第1回目となる今月は、京都府木津川市にある山城町森林公園という野外活動施設で1泊2日のキャンプをおこないました。参加した子どもたちはテントの設営、火おこし、野外炊事といったキャンプの基本的な活動を体験して習得するとともに、川遊びやハイキングといった自然体験も満喫し、とても楽しい二日間を過ごすことができました。

 

また、私たち団体スタッフやボランティアスタッフも、子どもたちと一緒に様々な体験をするなかで、今後の活動に反映すべき数多くのヒントやアイデアを見つけることができました。

森のブランコ

森の木に設置したブランコで遊ぶ子どもたち

先日開催した「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」の4月プログラムで、森の中にブランコを設置したところ、こちらの予想以上に子どもたちから大好評でした。

 

ブランコの設置はプログラムの予定にはなかったんですが、たまたまスタッフがブランコに最適な丸太を現地で見つけて、荷造り用の丈夫なロープも持参していたので、急遽、手作りのブランコを設置することになりました。(※専門の知識・技術を持ったスタッフが設置し、入念に安全性を確認したうえで子どもたちに利用してもらっているため、絶対に真似しないでください)

 

公園のブランコとは違って、自然のなかで乗るブランコはとても楽しく、動きもダイナミックなため、子どもたちは大喜びで入れ替わり立ち替わりブランコに乗ったり後ろから押してあげたり、とにかく大人気でした。大人の考えからすると、何度も乗っていると飽きてきそうなものですが、子どもたちは自由時間になるたびにブランコに乗っては、大声をあげて楽しんでいました。それでもさすがに、翌朝の6時頃に起きてきた2人の女の子が、開口いちばん「ブランコに乗りたい!」と言ったときは、私もびっくりしてしまいました(笑)。

仲間づくり

森の中で野外炊飯をする子どもたちとスタッフ

私たちが主催している自然体験プログラムへ参加するにあたって、保護者の方々が心配することのひとつに、自分のお子さんが「他の参加者(子どもたち)と仲良くなれるかな?」という点があげられると思います。

 

参加する子どもたちはそれぞれ性格も個性も異なり、そのなかには、学校などで他の子どもとコミュニケーションをとるのが苦手だという参加者も少なからず含まれます。もちろん、私たちは「どんなお子さんでも絶対に仲良くなれます!」などと軽々しく、あるいは無責任に約束することはできません。ただひとつ言えるのは、「自然のなかでは、どんな子どもでも互いにコミュニケーションをとりながら、一緒に協力せざるをえない環境に置かれる」ということです。

 

テレビもゲームもなく、仲の良い学校友達や両親もいない自然のなかでは、向き合う対象は「自然」と「人(仲間)」しか存在しません。そういった環境で、ほとんどの子どもたちは、自分1人ではなにもできないという自覚から出発し、テント設営や野外炊事をはじめとした様々な活動を通じて、周囲とコミュニケーションがとれるようになっていきます。

子どもたちの様子

川の浅瀬で遊ぶ子どもたち

当然のことですが、私たちの主催するプログラムにお子さんが参加された場合、保護者の方々にとっては「どんなことを経験したんだろう?」「楽しかったかな?」「他の子どもたちと仲良くできたかな?」といった現地でのお子さんの様子が非常に気になるところだと思います。

 

子どもたちの口から「楽しかった!」「◯◯をしたんだよ!」といった肯定的な感想を聞くほど実際の様子を知りたくなるはずですし、私たちスタッフが「みんな楽しんでいましたよ」と説明したところで、いまいち説得力に欠ける部分もあるかと思います。

 

そこで、私たちは団体の方針として、子どもたちだけを参加対象としているプログラムにおいては、「活動記録写真」を保護者の方々に無償でお渡しするという取り組みをおこなっています。

先日の4月のプログラムでは2日間で約1300枚の記録写真を撮影し、子ども1名につき約100枚のよりすぐった画像データを編集し、それぞれの保護者にCD-Rでお渡ししました。

 

この取り組みは保護者の皆様から大好評でしたので、ぜひ今後も継続していきたいと思います。

野外炊飯

野外活動やキャンプにおける楽しみのひとつに、野外炊飯(野外料理)があります。

 

野外炊飯の定番メニューと言えば、おそらくは今も昔もカレーライスがその筆頭で、皆さんのなかには、子どもの頃にキャンプで作って食べたカレーの美味しさを今でも覚えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

先月開催した「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」の第1回プログラムでも、初日の夕飯メニューはカレーライスだったのですが、私たちの野外炊飯では様々なスパイスや小麦粉やトマトを使用してルーから手作りした本格的なカレーライスを子どもたちと一緒に調理し、市販のルーとはひと味もふた味も違った非常に美味しいカレーが完成しました。

 

カレーに限らず、野外炊飯で作る料理は家庭とちがってとても手間ひまがかかりますが、薪の火で炊いたご飯の美味しさや、子どもたちが一生懸命に食材を切ったり味付けをして完成させた料理の美味しさは格別で、私たちも毎回、プログラムの料理メニューを考えるのが楽しみです。

木製カトラリー

先日開催した「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」の5月プログラムでは、子どもたちが木製のカトラリー(スプーンや箸など食事用道具の総称)づくりに挑戦しました。

 

まずは材料となる木片にマジックペンで下絵を描き、次に鉈(なた)やノコギリで余分なところを切り落とし、あとは小刀や彫刻刀を使用して最終的な形になるまでひたすら削ったり彫ったりしていきます。

 

子どもたちによって、箸をつくる子とスプーンをつくる子にわかれましたが、どちらの作業もそれぞれに難しさがあり、みんな真剣になって自分たちの作業に没頭していました。

 

箸づくりの工程は、比較的簡単に原型まで完成するのですが、そこから最終的な形にするまで非常に繊細な作業が必要で、とにかく削りすぎないように丁寧に少しずつ細くするのが大変です。

それとは反対に、スプーンづくりはひたすら力を込めて彫っていくのが大変で、原型に近づけるだけでも子どもたちにとっては大変な労力を必要とします。

新たな発見

プログラムを通じて自然の中で子どもたちと接していると、いつも新たな発見があり、そこには「子どもにとって楽しい自然体験とは?」という答えのヒントが隠されているように思います。

 

4月と5月のプログラムを開催した森林公園内には小川が流れており、子どもたちは自由時間になるたび川遊びへと繰り出します。そして、いつも子どもたちは水中のいろんな石を夢中で拾い集めて、楽しそうにはしゃいでいます。なぜ何の変哲もない石を集めて喜んでいるのか不思議に思い、川に入って子どもたちのほうに近づいていくと、「見て、この石、たまご!」「お皿!」「鉄砲!」「葉っぱ!」とみんな得意げな様子で、拾い集めた石を私に次々と見せてくれます。

 

大人の私からすると「言われてみれば、そう見えないこともないけど‥」というのが正直な気持ちで、同じ石を見ても、大人と子どもではまったく違うものが見えている、ということを実感しました。こういった大人と子どもの感受性の違いを発見する機会は、毎回のプログラムで数多くあります。しかしそれは、「自分が子どもの頃に持っていた感覚や視点や価値観の多くを、大人になる過程で失ったことに気づかされる」という意味での『発見』と言えるかもしれません。

大人と子ども

昔、私が野外活動施設で勤務していた頃、毎月開催する自然体験プログラムを通じて、施設の近所に住む小学4年生のHくんという男の子と仲良くなりました。

 

自然を相手に仕事をする家族の影響と、自然に対する本人の好奇心の強さが重なって、Hくんは様々な動植物の生態系に精通しており、一緒に山や川へ行ったときには、「末武さん、これなんていう魚か知ってる?」「この花の名前、当ててみて?」といった具合に、いつも私を試してきます。そして、動植物の名前に疎い私が答えられないでいると「末武さんって大人のくせに、なんにも知らへんなぁ」と親しみを込めてバカにされるのが毎回の決まりごとでした。

 

現在開催しているプログラムでも、自然の魅力を発見することにかけては、子どもたちは素晴らしい能力を発揮します。大人から見てなんの変哲もない植物や石や雲を指さして「見て、これ◯◯そっくり!」「ほんまや!」と互いに大喜びではしゃぎまわる子どもたちの姿を見ていると、自然のなかでは、子どもと大人どちらが教える側で、どちらが教えられる側なのか、まったくわからなくなります。けれど、そういった曖昧で対等な関係性も、自然体験の魅力なのです。

スタート

今月のプログラムから、いよいよ「琵琶湖一周ウォーキング」がスタートしました。

これから今年の12月まで全7回かけて、小学生の子どもたちが徒歩で琵琶湖一周に挑戦します。

 

6/18(土)のスタート初日は、梅雨の時期にもかかわらず快晴で気温もグングン上昇し、絶好の湖水浴日和となりました。JR湖西線の堅田駅から出発した子どもたちは、まずは絶景の琵琶湖大橋を渡って、そこから反時計回りで琵琶湖沿いを元気よく歩き、15:00前には宿泊地のキャンプ場に到着しました。

 

キャンプ場の目の前には美しい砂浜が広がっているため、一刻も早く泳ぎたい子どもたちはテント設営が終わったとたんにダッシュで水着に着替え、「ちょっと休憩してから泳いだら?」という私たちの忠告などしらんぷりで、あっという間に湖の中へ飛び込んでいきます。

 

午前中から歩き通しで、大人の私たちでも疲れているのに、そこからさらに、子どもたちは2時間近く砂浜で大声を出しながらずっと遊んでいました。いやはや、本当にすごいスタミナです。

一歩ずつ

4月から開始した年間プログラム「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」には、小学6年生の男の子2人と、小学4年生の女の子2人、あわせて4人の子どもたちが参加しています。

 

このプログラムの参加者を募集していた頃、私たちは設立してまだ半年にも満たない、まったく無名の団体でした。PRできるような過去の実績もなく、Webや広報パンフレットで参加者の募集を目にした方々は「面白そうだ」と興味を抱く以前に、「この団体のプログラムに自分の子どもを参加させて大丈夫なんだろうか」という不安のほうが大きかったのではないでしょうか。

 

そういったなかで、私たちを信頼してプログラムに申し込み、子どもたちを参加させてくれた保護者の方々には、心から感謝しています。私たちは、今回参加してくれた4人の子どもたちに思いきり自然体験を楽しんでもらうため、保護者の方々に「子どもたちを参加させて本当に良かった」と実感していただくため、スタッフ全員が協力して誠実にプログラムを運営していきます。

 

そうして小さな足跡を一歩ずつ積み重ねていくことで、また新たな風景が見えてくると信じて。

テント設営

4月から開催している連続プログラム「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」は、年間で合計27日間にわたって、子どもたちが様々な自然体験や野外活動にチャレンジします。

 

プログラムでは毎回1泊2日〜2泊3日の宿泊をおこないますが、テント泊が基本となるため、宿泊地に到着した子どもたちは、まず最初にテントを設営するのが決まりとなっています。

 

私たちの団体で使用するテントは、軽量化や耐風性を追求したコンパクトな登山用テントではなく、天井も高く室内空間がゆったりとした居住性の高いテントで、なおかつ大人6人用のサイズのため、各パーツ(キャノピー、フライシート、ポール等)ともかなりの大きさになります。

 

その大きなパーツを、小さな子どもたちが広げたり、伸ばしたり、組み合わせたりしながら、徐々にテントが設営されていくのですが、回数を重ねるごとに、子どもたちの手際もどんどん良くなってきています。この調子でいくと、プログラムの後半には、スタッフのテント設営のスピードを追い越すかもしれません。はたしてどうなるのか、今からとても楽しみです。

160km

6月からスタートした琵琶湖一周ウォーキングでは、6月〜12月の全7回のプログラムを通じて子どもたちが琵琶湖を歩いて一周します。

 

今回子どもたちが歩くルートは全長約160kmの距離となりますが、私たちスタッフはこの間(6月〜12月)に約320kmの距離を歩くことになるのです。

 

当然のことですが、私たちスタッフは必ず全員が実際のルート自分たちの足でを歩いて、休憩やトイレの場所、車の交通量、各ポイントまでの所要時間など、様々な注意点を地図に書き入れながら入念な下見をおこない、そのうえでプログラム当日の最終的なルートを確定させます。

 

また、下見では子どもたちの速度を想定してゆっくりと余裕を持って歩き、下見の時期もプログラム当日の1〜2週間前に設定して、気温や天候などできるだけ本番と同じ環境で歩きます。そうやって毎回ルートを下見と本番2回歩くため、結果的に、スタッフは琵琶湖を2周することになるのです。ちなみに、明日からの二日間は7月のルートの下見に行ってきます!

のぼり

先日開催した第2回目の「琵琶湖ウォーキング」から、のぼりを持って歩きました。

 

第1回目のときに気づいたのですが、琵琶湖の周囲を歩いている人は私たちの他に誰もおらず、もっぱら自転車(本格的なサイクリング)で走っている人ばかりでした。そして、その自転車が私たちを追い越したり、すれちがったりするときには、必ずと言っていいほど運転者がチラっと私たちのほうを見るのが決まりで、その表情は「こんな暑いなか、この人(子ども)たちは何で歩いているんだろう?」といったような、奇異な目というか不思議そうな目をしているのです。

私たちが歩く歩道の横を走る車も同様で、多くのドライバーが私たちに視線を向けてきます。

 

そんな周囲の方々に、琵琶湖を歩いて一周する子どもたちの頑張りを知ってほしいという思いから、急遽のぼりを制作して第2回目の「琵琶湖ウォーキング」に挑んだんですが、その効果は抜群でした。すれちがう自転車や、地元の方々から頻繁に「頑張って!」「応援してるよ!」と声をかけていただき、車のドライバーから(わざわざ窓を開けて)同様の声援をいただくこともしばしばでした。なによりも、多くの励ましをもらって、子どもたちが本当に嬉しそうでした。

夏の到来

今月の第2回目「琵琶湖一周ウォーキング」では、開催直前に気象庁から関西の梅雨明けが宣言され、プログラム期間中(2泊3日)は絶好の真夏日和となりました。

 

6〜12月に全7回開催する「琵琶湖一周ウォーキング」では、子どもたちが琵琶湖を歩くだけではなく、季節ごとに琵琶湖の自然を満喫して存分に楽しめるよう、私たちスタッフも様々なアイデアを出し合って、毎回のプログラムへ積極的に取り入れています。

 

今回は、スタッフの吉田が所有しているカヌーを持込んで子どもたちに体験してもらったんですが、こちらの予想以上に子どもたちが喜んでくれて、大好評でした。

 

このカヌー(組み立て式)は外側が柔らかい素材なので、子どもたちは体をぶつけても少々のことでケガをすることもなく、まるで大きな船のおもちゃを手に入れたかのように、様々な乗り方をして全員で楽しんでいました。夏本番となる来月は、カヌーに加えて、釣りもしてみたいと子どもたちからリクエストがあったので、ぜひ体験させてあげたいと思っています。

原点

4月からスタートした「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」は先月で4回目を終了しましたが、回数を重ねるごとに子どもたちも互いに関係を深めており、それは、私たちスタッフと子どもたちの関係も同様です。

 

参加者が4名という今回の人数は、プログラムの運営予算的にはなかなか厳しいものがありますが(笑)、団体を設立して初めての長期プログラムとなる私たちスタッフにとって、ひとりひとりの子どもたちとじっくり向き合って毎回のプログラムを運営できること、そこから数多くの「気づき」や「ヒント」や「アイデア」を得られることは、このうえない財産です。

 

今後、私たちがどれだけ多くの参加者を集めてプログラムを開催することがあっても、どれだけ多くの年月を重ねても、今回参加してくれた子どもたちと過ごした日々や、そこで感じたすべてのことが、私たちの活動の原点となるはずです。

 

そのことをスタッフ全員が自覚して、今月以降のプログラムも全力で取り組んでいきます。

映画づくりキャンプ

8/23(火)〜24(水)の一泊二日で、小学生が対象の『映画づくりキャンプ』を開催しました。これから何回かに分けて、子どもたちが映画制作に挑戦する様子をリポートします。

 

このプログラムは奈良市東部の某小学校だけで参加者を募集したため、このHPでも告知は一切していませんが、当日は12名の子どもたちが参加して、とても素敵な映画を完成させました。

 

完成した作品は『アジア国際子ども映画祭』という、子どもが制作した短編映画だけを対象とする国内有数の映画祭に出品しますが、そのためには「子どもたちだけで作品を制作すること」「作品時間は3分以内」「映画祭が設定する作品テーマを反映させること」といった大会ルールを遵守しなければなりません。ちなみに、今年の作品テーマは「私の嫌いなこと」です。

 

また、今回は『NPO法人奈良地域の学び推進機構』さんから多大なご協力をいただき、同団体が管理・運営する「里山だっちゅ村」を使用して二日間のプログラムをおこないました。快く使用を許可してくださった関係者のみなさまに、心から感謝しています。ありがとうございました。

シナリオ作り①

『映画づくりキャンプ』の初日は、作品のシナリオ(物語・ストーリー)を考えるところからスタートします。まずは、映画祭が設定した作品テーマを踏まえて、子どもたち全員に「自分の嫌いなこと」を思いつく限りたくさん挙げてもらいました。

 

ここで重要なのは「トマトが嫌い」というのは「自分の嫌いなモノ」なので、テーマとかけ離れてしまうことを子どもたちに理解してもらい、あくまで「トマトを食べることが嫌い」というように、自分の嫌いな行為や行動や出来事をできるだけ具体的に発表してもらうことです。

 

その結果、「かき氷のレモン味がなかったこと」「宿題が増やされること」といった小学生らしい発想や、「人を見た目で判断すること」「子ども扱いされること」といった大人も考えさせられるような視点、さらには「トンネルで耳がツーンとすること」「黒板に爪でキーっとすること」といった五感に訴えるものまで、子どもたちは様々な「嫌いなこと」を挙げてくれました。

 

そして、最終的には50個近くの「嫌いなこと」でホワイトボードが埋め尽くされたのです。

シナリオ作り②

次に、ホワイトボードを埋め尽くした「嫌いなこと」を絞り込んでいく作業に入ります。

 

子どもたちに「物語のネタとして面白いもの」「その場所や小道具を使って撮影が可能か」という2つのポイントをアドバイスして、多数決でホワイトボードに「残すもの」と「消すもの」をひとつずつ仕分けしてもらい、最終的に残ったものから全員で物語を考えていきました。

 

実際に子どもたちが挙げた「嫌いなこと」を参考に説明すると、「消しゴムが折れること」は持ち主ひとりの世界で完結しますが、「鬼ごっこで1人ねらいされること」は狙われた子、狙った子、一緒に遊んでいた周囲の子たち、それぞれの気持ちや行動を交錯させれば物語になります。

 

また、実際の撮影はこの場所や周辺の山中でおこなうことを子どもたちに伝えているので、学校や自宅での出来事や、かき氷や黒板が登場するものはホワイトボードから消えていきました。

 

その結果、子どもたちは甲乙つけがたい2つの物語(シナリオ)を完成させました。

リハーサル

2つの物語が完成したのはキャンプ初日の14時頃でした。本番の撮影は2日目に7〜8時間でおこなうことから、時間的には、全員で1本の短編映画を制作するのがベストです。

 

そこで子どもたちが出した答えは、「2つのシナリオを実際にリハーサルしてみて、面白かったほうを正式な作品として採用する」というものでした。本来、初日の午後はビデオカメラの操作やテクニックを学ぶ時間に充てる予定でしたが、子どもたちの提案を受けて、スタッフも急遽、「リハーサルをしながら撮影方法も習得する」というスケジュールに変更して対応しました。

 

まずは、全員の希望を聞いて2作品の配役を決定しました。今回の映画制作は出演も子どもたち自身なので、各場面によって、出演していない子どもたちが交代で撮影を担当するという役割分担になります。また、シナリオでは「景色を眺める2人の女の子に、通りかかった2人の男の子が悪口を言う」といった状況設定までしか決めていないので、各登場人物の具体的なセリフは、実際に演技をする子どもたちが自分で考えます。その際に、セリフが不自然だったり、表情や動きなど演技に問題があれば、子どもたちが互いに意見を出し合いながら改善していきます。

短編映画の完成

キャンプ初日の夕方には2本のシナリオのリハーサルが終了しましたが、リハーサルの様子は子どもたちが実際に撮影をおこなっており、夕食後に全員で撮影した映像を鑑賞しながら、どちらのシナリオを正式な作品として選ぶのか話し合いました。そして、ついに翌日の本番で使用するシナリオが決定しました。

 

とはいえ、シナリオも演技も撮影も修正すべき点がまだまだあり、翌日の朝に全員で意見を出し合い、シナリオや撮影場所や配役に大胆な変更を加えて、撮影本番に挑みました。前日にリハーサルをしたおかげで、撮影する子どもたちも、演技をする子どもたちも、リラックスして映画制作を楽しむことができ、笑い声の絶えない和やかな雰囲気のなかで順調に撮影は進行しました。

 

撮影は午前中に終了し、午後からは映像編集作業に入ります。スタッフが持込んだパソコンで全員が交代しながら編集をおこない、15時頃には全ての作業が終了しました。最後に全員で完成した作品を鑑賞したのですが、映像を見終わった子どもたちからは大きな拍手と歓声がわきおこり、その表情は、自分たちの力で短編映画を作りあげた自信と喜びに満ちあふれていました。

映画をつくるということ

映画制作が子どもたちにどんな良い影響を与えるのか、といった難しいことはわかりませんが、ひとつだけ確信をもって言えるのは、普段の生活では自分自身や周囲(家族・友人)が気づかなかったような才能や個性を、子どもたちが存分に発揮する場面が数多くあったということです。

 

映画制作は集団作業であり、全員で一致団結して互いに協力することが必要不可欠です。それと同時に、制作過程においては脚本(シナリオ)/ 演出(監督)/ 撮影 / 出演(演技)/ 編集といった様々な役割があり、魅力的な作品を完成させるためには、すべてのパートが重要です。そして、子どもたちは自分が担当した様々な役割のなかで、素晴らしい働きを見せてくれました。

 

たとえ、学校では勉強やスポーツや友達づくりが苦手だったとしても、そんなことは、映画制作において何の関係もありません。面白いストーリーを考えるのが得意な子、抜群の演技力を持っている子、ビデオカメラで素敵な映像を撮影する子、パソコンでテキパキと編集する子、監督として全体を仕切るのが上手な子、今回参加した子どもたちは、映像制作を体験することで、自分や仲間の内側に隠れていた新しい魅力を、数多く発見することができたのではないでしょうか。

野鳥の観察

8月の「琵琶湖一周ウォーキング」では、滋賀県内随一の野鳥の生息地に設置された「琵琶湖水鳥・湿地センター」と「湖北野鳥センター」に立ち寄って、琵琶湖に生息する野鳥の観察をしてきました。ちなみに、各センターは渡り廊下でつながり、併設されています。

 

訪館時には、施設の館長さん自らが琵琶湖の鳥類・魚類・貝類・水生植物など様々な生態系について、子どもたちにわかりやすく説明してくださり、なかでも、最大66倍ズームのライブカメラによる映像が大画面で映し出されるスクリーン使って、センターの前に広がる湿地帯で活動していた野鳥を実際に見ながらのお話は圧巻でした。

 

子どもたちは、ちょうど前日に琵琶湖で泳いだ場所が水草の多く生えているところで、「気持ち悪いよ〜」と言って水草を避けていたのですが、館長さんから琵琶湖にとって水草がいかに重要な役割を果たしているかの説明を聞いて、考えをあらためたようでした(笑)。最後は全員で観察室に移動し、望遠鏡を覗いて野鳥の観察をおこないましたが、数多くの野鳥を手にとるように見ることができて、子どもたちも大満足でした。館長さん、本当にありがとうございました。

37℃

8月の「琵琶湖一周ウォーキング」では、道路脇に設置してある温度計が連日37℃を表示する真夏の陽射しのなか、子どもたちは3日間で30km以上の道のりを歩きました。

 

いっしょに歩いていて実感するのは、子どもたちのスタミナは「大人が想像する以上にすごい!」ということです。歩行ペースも大人と同じ速度で、炎天下を何時間も歩いたあとでさえ、夕方に琵琶湖沿いのキャンプ地へ到着すると、湖のなかに飛び込んでいって元気よく遊びます。

 

さらに、テントを設営や野外炊事といった作業もテキパキこなし、夜は遅くまでトランプをして盛りあがり、大人(スタッフ)のほうが疲れ果てて先に寝てしまうこともしばしばです。子どもたちの無尽蔵のスタミナが、いったいどこから湧き出てくるのか本当にいつも不思議です。

 

運営側としては、6〜8月の熱中症対策には様々な備えをして相当な気をつかってきましたが、現在のところ、子どもたちは体調不良などもいっさいなく、いつも明るく元気に活動しています。

まだまだ油断は禁物ですが、この調子で、残りの琵琶湖一周ウォーキングも全員で頑張ります。

ボランティアスタッフ

8月の「琵琶湖一周ウォーキング」では、久しぶりに、中学生の3人がボランティアスタッフとして参加してくれました。

 

3人とも中学では運動系の部活に所属していることもあり、その練習や試合と日程が重なったり、中間・期末テストの直前だったりと、なかなか今回の連続プログラムに毎月参加することは難しい状況ですが、そんな忙しい合間を縫って、ボランティアスタッフとして参加してくれるハルちゃん、ヒメちゃん、ナッちゃんの3人には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

大人の私から3人を見ていると、良い意味でまだまだ子どもな部分があり、小学生たちが楽しんでいるときにも、(ボランティアスタッフという立場上)一緒になってワイワイ騒ぐことができないのは、ちょっぴりかわいそうな気もします。

 

参加費は徴収することになりますが、来年度からは、ボランティアではなく、参加者として声をかけてあげたほうが、本人たちも喜ぶのかもしれません。う〜ん、本当に悩むところです。

映画祭での入賞

本日、淡路島に位置する兵庫県南あわじ市で「第10回アジア国際子ども映画祭 関西・四国ブロック大会」(うずしお子ども映画祭)が開催され、『映画づくりキャンプ』で参加者(小学生12名)の制作した作品「なんて日だ!!」が、奨励賞を受賞しました。

 

残念ながら、北海道で開催される本選大会への出場資格となる上位3作品には入れませんでしたが、中学生や高校生の作品も多数ノミネートされているなかでの入賞は、小学生の子どもたちにとって素晴らしい結果だったのではないでしょうか。

 

この大会に出席するため、子どもたち10名、保護者3名、私たちスタッフ4名は早朝に奈良を出発して現地へ向かい、関西や四国の各地から集まった他の参加者とともに結果発表に臨みました。入賞作品はすべて会場で上映されるため、他の受賞した作品を子どもたちと一緒に鑑賞しましたが、どの作品も非常に個性的・魅力的で、子どもたちは大きな刺激を受けたようでした。

 

今回の経験を通じて子どもたちが少しでも何かを得ることができたのなら、とても嬉しいです。

降水確率80%

2泊3日の日程で開催した9月の「琵琶湖一周ウォーキング」は、九州から日本海へと移動中の台風の影響で、3日間とも降水確率が80%〜90%の雨予報でした。

 

これまでの琵琶湖ウォーキングでは天候に恵まれ、通り雨などに遭遇することが1〜2回あった程度でしたが、さすがに今回の予報では、雨具を着てビショ濡れになりながら歩くのをスタッフ全員が覚悟して現地に到着しました。

 

しかし初日は雨に遭遇することなく歩き終え、キャンプ場へ到着後に雨が降りだし、夜には暴風雨となり、スタッフ全員で明日のウォーキングを中止するかどうか検討をはじめるほどでした。

 

ところが朝になると雨はあがり、2日目も雨に遭遇することなく歩き終え、またキャンプ場に到着すると雨が降りだして夜には暴風雨、3日目も同じ状況で、結局3日間とも雨具を使用することなく歩き終えましたが、本当に不思議な天気でした。ちなみに、スタッフのあいだでは、子どもたちのなかに強力な晴れ男あるいは晴れ女がいるにちがいないと、もっぱらの評判です。

朝食づくり

9月の「琵琶湖一周ウォーキング」では、2日目の朝に子どもたちがサンドイッチを作りました。

 

4月から毎月開催している自然体験プログラムでは、基本的にすべての食事が自炊となるため、子どもたちも食事作りに関しては相当の場数を踏んでいることになります。

 

大人の目から見て、格段に子どもたちの調理技術や料理方法が上手になったとまでは言えないんですが(笑)、お米の水の量を間違えたり、説明した調理方法を間違えたり、といった大きな失敗は明らかになくなりました。

 

とはいえ、ときにはご飯が少し固かったり、味付けが微妙だったりということもありますが、それ以上に、自分たちで手作りした料理を自然のなかで仲間と一緒に食べる美味しさには、なかなか言葉では表現できない格別のものがあります。

 

来年3月には子どもたちの手料理を保護者の方々にご馳走する予定なので、とても楽しみです。

写真コンテストでの入賞

公益社団法人日本キャンプ協会が主催する、設立50周年記念事業「キャンプの魅力」フォトコンテストにおいて、一般社団法人 Mint Green の自然体験プログラム活動写真が優秀作品(左記写真)ならびに入選作品として選出され、2作品が同時入賞を果たしました。

 

先日の10/29(土)に、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで表彰式が開催されましたが、その日は10月の自然体験プログラムと日程が重なっていたため欠席し、日本キャンプ協会の方に代理で表彰状や副賞を受け取っていただきました。

 

今回の受賞は撮影カメラマンの技量によるものではなく、被写体である子どもたちが本当に楽しそうな表情をしていることが評価された結果だと受け止めており、その意味では、子どもたちのおかげで2作品が入賞できたのだと思っています。

 

入賞した作品は今後、日本キャンプ協会のホームページや広報誌など様々な場面で使用される予定ですので、今回の結果が、私たちの活動を知っていただく良いきっかけになれば幸いです。

こどもの国

10月の琵琶湖一周ウォーキングは滋賀県立びわ湖こどもの国という施設でキャンプしました。

 

園内の広大な敷地には、キャンプ場はもちろんのこと、美しい浜辺の水泳場、数多くの大型遊具や乗り物、体験コーナーなど、子どもたちが夢中になって楽しめる充実の設備が揃っています。

 

事前に保護者からこの施設のことを聞いていた子どもたちは、少しでも速く現地へ到着して遊具で遊びたい一心からか、ものすごいスピードで初日の道のりを歩いていました。

 

現地に到着後は2時間ほど施設内で遊ぶ時間がありましたが、それでは到底飽き足らず、子どもたちは翌朝5時(まだ真っ暗で、極寒でした)に起床してスタンバイし、外が明るくなると同時に広大な敷地へ繰り出して様々な遊具で心ゆくまで遊んでいました。

 

2日目は施設が主催するハロウィンイベント(宝探し)にも参加して、たくさんのお菓子も手に入れ、子どもたちにとっては充実の二日間だったようです。

絶品、秋の味覚

先日開催した11月の琵琶湖一周ウォーキングでは、宿泊地のキャンプ場で焼き芋をしました。

 

まずは、キャンプ場の敷地に広がる落ち葉を、子どもたちがゴミ袋に何杯も集めて、野外炊事場のかまどにスタッフが設置した火床(焚き火)へ次々と投入します。投入してすぐに大量の煙が発生し、煙に埋もれた子どもたちは「煙たい!」「なんにも見えへん!」と大はしゃぎです。

 

次に、落ち葉へ火がまわる時間を使ってサツマイモの準備をします。サツマイモを濡らした新聞紙で包んだあと、そのうえから隙間ができないよう丁寧にアルミホイルを巻き付けて完了です。

 

あとは、頃合いを見計らったスタッフが落ち葉の中にサツマイモを投入するタイミングを子どもたちに指示し、子どもたちは順番にトングを使ってサツマイモを落ち葉の中へ入れていきます。

 

およそ2時間経過後に、燃え尽きた灰の中からサツマイモを取り出して、みんなで出来たて熱々の焼き芋を食べましたが、子どもたちもスタッフもあまりの美味しさに驚き、大満足でした。

残り約15km

6月からスタートした琵琶湖一周ウォーキングも先日で第6回目が無事に終了し、子どもたちは次回の第7回目でついにゴールを迎えます。

 

全長約160kmの距離のうち、すでに約145kmを歩いてきた子どもたちですが、疲れを見せるどころか、歩くペースは回を重ねるごとに速くなっています。

 

10月の琵琶湖一周ウォーキングでは、当団体の広報を手伝ってくれている女性サポートスタッフのIさんもボランティアとして参加してくれたのですが、子どもたちの歩くペースがあまりにも速いので驚いていました。最初のほうは、なんとか子どもたちの速度にあわせて歩いていたIさんも、途中からは子どもたちのかなり後方でついていくのがやっとだったそうです。

 

ちなみに、琵琶湖一周を達成する予定日は12/17で、残りの距離は約15km。いまの子どもたちの速度であれば、スタートから4時間以内にはゴール地点へ到達する計算です。ゴールを迎えた瞬間、子どもたちがどんな表情をするのか、どんな気持ちを抱くのか、とても楽しみです。

イベントへの出展

11/27(日)に奈良市ボランティアインフォメーションセンターで開催された「はぐはぐ祭り2016」へ参加し、一般社団法人 Mint Green のPRブースを出展しました。

 

今回のイベントは、奈良市内を拠点とするNPOやボランティア等の市民公益団体が集結(47団体が参加)して、自分たちの活動をより多くの一般市民の方々へPRするとともに、ステージ発表や販売・体験・相談・展示ブースなど様々な企画を通じて、普段あまりNPOやボランティア等の団体に接する機会の少ない方々にも楽しんでいただける趣向を凝らした内容となっています。

 

私たちのブースでは、今年度の年間プログラム「森とびわ湖一周こどもチャレンジキャンプ」や過去の活動について、地図・写真・映像などを使用しながらPRするとともに、ボランティアスタッフの募集チラシや、来年度の自然体験プログラムの速報チラシなども設置・配布しました。

 

おかげさまで、当日は多くの来場者に立ち寄っていただき、さらに他の参加団体の方々とも積極的に交流することができました。是非また来年も、このイベントに参加したいと思っています。

冬の水遊び

子どもたちは本当に水遊びが大好きです。4月と5月のプログラムでは京都府の山城町森林公園という、敷地内に素敵な小川が流れているキャンプ場に宿泊したのですが、山の上流から流れてくるため季節的にかなり冷たい水温だったにもかかわらず、子どもたちは自由時間になるたび川へ入って、上流まで探検に出かけたり、面白い形の石を水中から探し集めて遊んでいました。

 

6月からの琵琶湖一周ウォーキングでは、9月まで毎回のように琵琶湖で泳いでいました。炎天下の道のりを何時間も歩いたあとでさえ、子どもたちは元気よく水の中に飛び込んで夢中で遊びます。さすがに10月になると気温も水温も下がって泳ぐのは無理ですが、それでも、歩いている途中や休憩時間に琵琶湖の浜辺を見るたび、ズボンの裾をまくりあげて水中に入っていきます。

 

先月の11月の琵琶湖一周ウォーキングは季節的には冬だというのに、やはり浜辺での休憩時間になると何の躊躇もなく水中に入っていき、砂のダムを造ったり水をかけあって遊びます。

 

はたして、冬本番となる今月のプログラムでも子どもたちは水遊びをするのでしょうか…(笑)

達成!琵琶湖一周!

2016年12月17日(土)15:26 、小学生の子どもたち4名がゴール地点である琵琶湖大橋に到着し、全長約160kmの道のりを完歩して琵琶湖一周(琵琶湖大橋以北)を達成しました!

 

当日は曇り空で気温も低く、断続的に吹きつけてくる冷たい風を全身に受けながらのウォーキングでしたが、子どもたちは元気よく歩いて順調にゴールまでの距離を縮めていきました。

さらに、ゴールが近づくにつれて徐々に天候も回復し、空を覆っていた雲の隙間から太陽の光が琵琶湖の水面にキラキラと降りそそぐ美しい光景を見ながら、子どもたちは先へと進みます。

 

最後の直線距離で遠くのほうに琵琶湖大橋が見えてくると、子どもたちの歩くスピードは飛躍的に速くなり、「見えた!」「ゴールや!」と、全員が興奮を抑えきれない様子でした。

 

最終地点で待ち構えるスタッフが設置したゴールテープを4人一緒に切った瞬間、子どもたちは「やった!」と喜びを爆発させ、用意されたくす玉を割って、スタッフや新聞記者の方々から大きな拍手で口々に「おめでとう!」と祝福されると、みんな最高の笑顔を見せてくれました。

翌日に山登り

琵琶湖一周を達成した翌日に、滋賀県一の落差を誇る「楊梅(ようばい)の滝」を見るため、子どもたちと一緒にハイキングへ出かけました。

 

昨日に約15kmの道のりをハイペースで歩いたこともあり、子どもたちの体力を心配して、私たちスタッフも2日目はゆったりと過ごすプランを考えていたのですが、宿泊地である比良げんき村キャンプ場の裏手の山に大きな滝があることを知った子どもたちは、「滝、見たい!」と山に登る気満々です。そこで、テントなど宿泊道具を撤収したのち、10時頃に滝へと出発しました。

 

滝へと続く山道は急斜面の連続で、大人でも登るのが大変なルートでしたが、子どもたちはものすごい勢いで山道を駆けあがっていき、スタッフは誰もそのスピードについていくことができません。昨日に琵琶湖一周を終えたばかりなのに、子どもたちはなぜこんなに元気なのか…(笑)

 

落差40mの滝に到着すると、その凄まじい迫力に子どもたちも大興奮でした。ただ、出発から約1時間半後にスタート地点に戻ってきたスタッフは、全員が疲労困憊で、もうヘトヘトでした。

27日と74人

一般社団法人 Mint Greenにとって活動1年目となる2016年が、もうすぐ終わろうとしています。

おかげさまで、今年私たちが開催した自然体験プログラムやイベントの合計日数は27日間にわたり、延べ人数で74人の子どもたちが参加してくれました。

 

今年の1月の時点で、私たちは設立してまだ2ヶ月にも満たない、まったく無名の団体でした。PRできるような過去の実績もなく、Web や広報チラシで自然体験プログラムの参加者募集を目にした方々は「面白そうだ」と興味を抱く以前に、「この団体のプログラムに自分の子どもを参加させて大丈夫なんだろうか」という不安のほうが大きかったのではないでしょうか。

 

そういったなかで、私たちを信頼して子どもたちを参加させてくれた保護者の方々には、心から感謝しています。本当にありがとうございました。こうやってブログやホームページで私たちの活動を発信して多くの方々に知っていただけるのも、プログラムに参加した子どもたちはもちろんのこと、保護者の方々のご協力やご理解があってこそだと、私たちスタッフ全員が日々実感しています。来年も、今年の初心を忘れずに、皆様から信頼されるような活動運営を目指します。

素敵な手紙

昨年末に、滋賀県知事の三日月大造さんから、琵琶湖一周を達成した4人の子どもたちへ素敵なお手紙が届きました。

 

4人の小学生が歩いて琵琶湖一周を達成したことは新聞記事でご覧になったようで、お手紙のなかでは、子どもたちが7ヶ月間かけて琵琶湖を一周した頑張りを温かい言葉で慰労してくださるとともに、琵琶湖や滋賀県に対する三日月知事の郷土愛が随所に散りばめられていました。

 

このような素敵なお手紙を子どもたちへ届けてくれた三日月知事に、スタッフ一同、心より感謝しております。本当にありがとうございました。

 

また、子どもたちは琵琶湖一周ウォーキングのスタート翌月(7月)から『びわ湖を一周中!』というのぼりを持って歩いていましたが、12月にゴールするまでの半年間にわたって、毎回多くの地元・滋賀県民の皆様から「がんばって!」「応援してるよ!」と様々なご声援をいただき、子どもたちにとって非常に大きな励みとなりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

琵琶湖ロス

子どもたちが琵琶湖一周を達成してから、昨日で1ヶ月が経過しました。

 

この間、私たちスタッフは来年度の自然体験プログラムの日程や内容についての打合せ、今週末に開催される1月プログラムの準備作業など、それなりに忙しく日々を過ごしているのですが、その一方で、スタッフ全員がとても深刻な『琵琶湖ロス』の状態に陥っています。(「◯◯ロス」とは「◯◯と接する機会がなくなって寂しい」といった喪失感を表現する言葉です)

 

昨年の琵琶湖一周ウォーキングでは、子どもたちは奈良〜滋賀を7回往復して琵琶湖沿岸で計17日間滞在しましたが、私たちスタッフは事前の下見なども含めると、昨年3月〜12月で奈良〜滋賀を19回往復して琵琶湖沿岸で計30日間滞在しました。つまり、平均して2週間に1回のペースで琵琶湖に通っていた日常サイクルが、琵琶湖一周の達成によって突然崩れてしまったのです。

 

季節・場所・天候・時間帯によって、まるで万華鏡のように刻々と美しさを変化させる琵琶湖の魅力に取り憑かれたスタッフが、『琵琶湖ロス』から解放される日は来るのでしょうか…(笑)

冬の野外活動

先日開催した1月のプログラムでは、奈良県御杖村にある山の学校「レーベンス・シューレ」というログハウスに宿泊し、周辺の森林で2日間にわたって冬の野外活動をおこないました。

 

大阪のカトリック教会が管理するこの施設は、今から約27年前に、ドイツ人の神父さんが中心となって多くのボランティアの方々とともに建設されたもので、台所・トイレ・浴場など設備も充実しており、さらに、冬を快適に過ごすための薪ストーブや囲炉裏も設置されています。

 

プログラムを開催した2日間は、浅くもなく深くもなくちょうど良い積雪量で、雪合戦・ソリ滑り・かまくら(雪洞)づくり・雪だるまづくり・雪中ハイキング・(薪ストーブ用の)薪割りなど、子どもたちもスタッフも冬の自然体験や野外活動を心ゆくまで楽しむことがきました。

 

夜は-10℃近くまで気温が下がり、日中も非常に寒くて、撮影用のデジタルカメラが寒さのあまり動作不良を起こすくらいだったんですが、子どもたちにとっては気温はまったく関係ないようで、体中を雪だらけにしながら元気よく周囲を駆けまわり、様々な雪遊びを満喫していました。

かまくら(雪洞)づくり

1月のプログラムでは、2日間にわたって雪合戦・そりすべり・雪だるまづくり・雪中ハイキングなど、子どもたちは様々な雪遊びを体験しました。そのなかで、子どもたちはもちろんのこと、私たちスタッフも生まれて初めて挑戦したのが、「かまくら(雪洞)づくり」です。

 

正確には、スタッフの伊藤だけが今回プログラムに参加したメンバーの中で唯一の雪国育ち(長野県出身)だったため「かまくら」をつくった経験があり、彼の指示のもと、子どもたちとスタッフの総勢10人で力をあわせて作業に取りかかりました。

 

実際に「かまくら」をつくってみて初めてわかったのは、とんでもない労力と時間を必要とする作業だということです。今回つくった「かまくら」は大人2人がなかで座れるくらいの大きさだったんですが、それでも、膨大な量の雪を全員総出で周囲から集めてきて雪の山をつくり、それを固めて、最後に中をくりぬいて、という作業を2時間以上かけておこない、ようやく完成させることができました。自分たちの手でつくりあげた人生初の「かまくら」に子どもたちも大喜びで、何度も中に入ったり出たりしながら、心ゆくまで「かまくら」遊びを楽しんでいました。

囲炉裏の暖かさ

1月プログラムで宿泊した山の学校「レーベンス・シューレ」には、大きな囲炉裏があります。

 

いまでも、地方の古い日本家屋には囲炉裏が残っているところもあるかもしれませんが、小学生の子どもたちにとっては囲炉裏を囲んで食事をした経験など、もちろんありません。

 

囲炉裏の火を利用して、1日目の夕食は鍋料理を、2日目の朝食は雑炊を、昼食はお餅を焼いて、みんなで暖をとりながら食べました。囲炉裏は子どもたちとスタッフあわせて10人がちょうど周囲に座れる大きさで、全員が互いに向き合って座っているため、会話も自然と弾みます。食事以外でも、子どもたちは自然と囲炉裏に集まり、トランプやおしゃべりを楽しんでいました。

 

「かつての日本では、囲炉裏が各家庭におけるコミュニケーションの中心的な役割を果たしていた」と何かの本で読んだ記憶がありますが、熱々の料理をみんなでつつきながら、外での雪遊びの体験を子どもたちが嬉しそうに話すのを眺めていると、昔の日本人にとって、囲炉裏は体だけでなく心もポカポカと暖かくしてくれる大切な存在だったことを実感できます。

映画づくりキャンプ

奈良市黒髪山キャンプフィールドにて、1泊2日の「映画づくりキャンプ」を開催しました。

 

昨年の夏にも開催したこのキャンプは、子どもを対象とした映画祭としては国内有数の「アジア国際こども映画祭」に正式出品する短編映画の制作を目的としたプログラムで、今年は小学4年生〜6年生の子どもたち11名が参加してくれました。

 

映画祭に作品を出品するためには様々な規定を遵守する必要があり、なかでも重要なのは「カメラマン、監督、演出、脚本、編集が子どもによるものであること」というルールで、今回のキャンプでも大人はあくまでサポート役に徹して、子どもたち自身の手で映像制作の全行程をおこないました。

 

また、映画祭では毎年テーマが発表され、そのテーマに沿った作品をつくる必要があります。今年のテーマは「学校の先生」ですが、1日目におこなった脚本づくりでは、子どもたち全員が思いついたストーリーのアイデアを次々と発表し、最終的にとても面白い脚本が完成しました。

撮影の面白さ

自分たちで考えた映画のストーリーはいくつもの場面(シーン)で構成され、各場面ごとに出演者も撮影スタッフも入れ替わり、最終的には子どもたち全員が出演も撮影もおこないます。

 

撮影を担当するときは、その場面が映画全体のなかで果たす役割や意味をきちんと考えたうえで、三脚を使用するのか手持ちで撮影するのか、どの位置からどんなサイズ(画角)で出演者を撮影するのか、出演者の演技や動き・セリフ等のタイミングはイメージどうりなのか、子どもたちは何度もリハーサルを繰り返しながら、撮影プランや演出プランを固めていきました。

 

「よ〜いスタート!」の合図で撮影本番がはじまり、「カット!」のかけ声で撮影が終了すると、いま録画したばかりの映像を再生して全員で確認し、少しでも納得がいかない場合は全員で意見を出し合って修正点を確認し、何度でもテイクを重ねてゆきます。

 

そうやって撮影した1つひとつの場面が編集でつながって1本の映画になったとき、子どもたちは大興奮で自分たちの成し遂げたことを実感します。今年も素晴らしい作品が完成しました。

サマーキャンプ

8/4〜8/6の二泊三日で、奈良県南部エリアにてサマーキャンプを開催しました。

 

今回参加してくれた小学3年生〜6年生の子どもたち9名と1日目に向かったのは、川上村にある三ノ公川の上流で、泳いだり、飛び込んだり、魚を捕まえたり、夏の川遊びを満喫しました。

 

当日はあいにくの曇り空で、ときどき小雨も降って少し肌寒い天気の中での川遊びでしたが、子どもたちにとってはあまり関係がないようで、みんな元気よく遊んでいました。

 

この日の集合時に初めて会った子どもたちも、この川遊びで一気に距離が縮まって仲良くなり、それ以降の活動プログラムはとてもスムーズに進行することができました。

 

この川遊びで思いきり体を動かしたせいか、夕食のバーベキューではスタッフが驚くほど、子どもたち全員がものすごい食欲でした(笑)

魚とり

川でひとしきり泳いだあと、子どもたちは魚とりに夢中でした。

 

特に女の子たちは行動力が抜群で、泳ぎ疲れて岸のうえで休んでいる男の子たちを尻目に、飽きることなくずっと魚を追いかけて川縁(かわべり)を縦横無尽に動き回り、たくさんの小魚を次々に捕まえていました。

 

近くで女の子たちの様子を観察していると面白いもので、最初は全員マイペースで行動してなかなか魚を捕まえることができなかったのですが、1人が魚を捕まえると残りの女の子たちも競うように魚を探しまわって次々と捕まえるようになりました。

 

さらに、そのうち段々と魚が潜んでいそうな場所の見分けがつくようになり、最終的には全員がかなりのハイペースで魚を捕まえていました。ただ、すべて小魚だったので、スタッフと子どもたちの間で交わした「大きい魚を捕まえたら今夜のバーベキューで焼いて食べよう」という約束は、残念ながら実現しませんでした。

宿泊場所

今回のサマーキャンプで宿泊場所として使用したのは、既存のキャンプ場ではなく、とある民間団体が所有する広大な敷地の一角に位置した林の中です。

 

この時期にサマーキャンプを開催すると問題になるのが、どこのキャンプ場も利用者がいっぱいで大混雑しており、快適性や安全性の面から非常に使いづらいということです。

 

今回は私たちだけで貸し切り使用することができましたので、飯ごう炊飯やテント泊など、ゆったりとした静かな環境の中で、子どもたちは野外活動全般を楽しむことができました。

 

快く団体の敷地や施設を使用させてくださった関係者の方々には、心より感謝しております。

 

本当にありがとうございました。

夜ふかし

サマーキャンプ期間中の就寝時間は、少し遅めの22:00に設定していましたが、その時間に子どもたちが寝ることはまずありません。

 

子どもたちにとってキャンプは非日常的な世界であり、朝起きてから夜眠るまで、好奇心と冒険心に満ち溢れた特別な時間が流れています。

 

秘密基地のようなテントに入ると、そこには自分たちだけの空間が広がっていて、日中に体験した川遊びや山登りの話で盛りあがったり、誰かが持ち込んだトランプで各自のお菓子を賭けてゲームに熱中したり、このまま朝までみんな起きているんじゃないかと心配になるほどです。

 

けれど、日中に真夏の太陽を浴びて思いきり活動した体の疲労が子どもたちに心地よい眠気をもたらして、ひとりまたひとりと次々に寝袋へもぐりこみ、23:00頃には全員が夢のなかです。

 

子どもたち全員の就寝を確認したスタッフは、今日の反省会と明日の打合せを開始します。

大台ヶ原

サマーキャンプの2日目は、子どもたちと一緒に大台ヶ原でハイキングをおこないました。

 

大台ヶ原は奈良県と三重県の県境に位置する標高約1700mの山で、その豊かな動植物の生態系から山全体が国の特別天然記念物に指定され、「日本の秘境百選」「日本百名山」「日本百景」にも選出されるなど、西日本では屈指の大自然が楽しめる場所です。

 

年間降水量が屋久島と並ぶほどの多雨地帯でもあり、当日は時々小雨がパラつく曇り空のなかでのハイキングでしたが、そのおかげで深く濃い霧が何度も発生して、とても幻想的な景色に包まれながら歩くことができました。

 

このハイキングのハイライトは大蛇嵓(だいじゃぐら)と呼ばれる断崖絶壁で、崖の先端まで行くこともできるのですが、あまりの怖さに子どもたちの何人かは断固として拒否していました。

 

この怖さを言葉で説明するのは難しいので、ぜひネットで大蛇嵓を検索してみてください。

鬼ごっこ

サマーキャンプ最終日でもある3日目の午後、最後にみんなで鬼ごっこをしました。

 

壁画古墳として国内屈指の知名度を誇る明日香村の「キトラ古墳」に併設された公園が大きな原っぱになっていて、それを見た子どもたちは口々に「鬼ごっこしよう!」と言い出しました。

 

いざ鬼ごっこがスタートすると、前日に大台ヶ原で4時間以上もハイキングをしているにもかかわらず、子どもたちは全力疾走で広い原っぱを縦横無尽に駆け回っています。

 

むしろ大人のスタッフのほうが疲労困憊で、子どもたちから散々追いかけられ、途中からは息があがって原っぱにうずくまる始末です。

 

1時間ちょっとの鬼ごっこでしたが、ヘトヘトになった大人のスタッフとは対照的に、子どもたちは存分に楽しんだようで、みんなとびきりの笑顔で解散場所の飛鳥駅に向かいました。

アジア国際子ども映画祭

7月に開催した「映画づくりキャンプ」で子どもたちが制作した短編映画は、子どもだけを対象とした国内有数の映画祭である『アジア国際子ども映画祭』へ正式出品しました。

 

その結果は、淡路島に位置する南あわじ市で今月下旬に開催される『アジア国際子ども映画祭 関西・四国ブロック大会』の当日に発表となり、この大会には、映画制作メンバー11名の小学生のうち8名が参加する予定です。

 

当日は関西・四国の各地から、作品を出品した子どもたち(小中学生・高校生)やその保護者が会場に集結し、大勢の熱気と歓声に包まれるなかで7〜8本程度の入賞作品が発表されます。

 

上位3作品に選出されれば11月に北海道で開催される国際(本選)大会に出場となりますが、どの年も入賞作品のレベルは非常に高く、魅力的な作品ばかりです。けれど、今回のキャンプで子どもたちが制作した作品も素晴らしい出来映えなので、大会当日が今から本当に楽しみです。

歓喜の瞬間

昨日、淡路島(兵庫県南あわじ市)で「アジア国際子ども映画祭」関西・四国ブロック大会が開催され、ノミネート作品「子どもになった先生」を制作した子どもたち7名(4名は欠席)と団体スタッフ3名の、合計10名で朝6時に奈良を車で出発して、会場へ向かいました。

 

現地へ到着すると、会場はすでに関西・四国の各地から集まった多くの参加者の熱気に包まれていました。今回のノミネート作品数は26本、うち12本は中高生の作品で、北海道で11月に開催される国際(本選)大会に勝ち進むには、ここで3位以内に選出されることが絶対条件です。

 

第7位の賞からスタートして第4位まで発表されたとき、「これ以降に名前が呼ばれたら国際大会だ!」という期待と、「もしかすると何も受賞できず終わるかもしれない」不安が交錯し、子どもたちの緊張感はすでに極限状態です。そして、第3位の発表で子どもたちの作品名が読みあげられた瞬間、全員が喜びを爆発させました。大会第3位となる「南あわじ市長賞」(写真中央は市長)を獲得して国際大会への出場を決めた子どもたちにとって、最高の1日となりました。

青の世界

10/1(日)に兵庫県明石市で開催されたヨットのイベントに、MIntGreenから吉田と私の2名がボランティアで参加してきました。

 

このイベントは明石市・地域の社会福祉協議会やNPO・明石ヨットクラブなどが協力して、障がい者やその家族の方々に、普段なかなか乗る機会のないヨットで海の旅を楽しんでいただくことを目的として企画されたものです。当日は天候も良く波も穏やかな絶好のヨット日和で、参加者の方々には約1時間の船旅を存分に楽しんでいただきました。

 

私たちが乗った船は「海瞑(かいめい)」というヨットで、船のオーナーのFさんや、同じくボランティアで参加したMさんとともに、障がい者の男性1名とそのお母さん、付き添いの高校生ボランティア、合計3名の参加者が乗船しました。私以外のスタッフ(Fさん・Mさん・吉田)はヨット操縦のベテランで、テキパキと船を巧みに操る3人の姿はとても格好良かったです(笑)

 

いつもは山や森など緑のなかで活動している私も、この日は海と空の青い世界を満喫しました。

設立2周年

本日の11/11に、当団体は設立(法人化)から2周年を迎えました。

 

おかげさまで、この2年間で様々な自然体験プログラムを22回にわたって開催し、累計で約150人の子どもたちに参加してもらうことができました。

まずは、これまでプログラムに参加してくれた子どもたちや保護者の方々に厚く御礼申し上げるとともに、楽しく安全なプログラム運営のために多大なご協力をいただいたサポートメンバーやボランティアメンバーの皆様にも心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

人間にたとえれば、ようやくよちよち歩きをはじめたばかりの赤ちゃんのような団体ではありますが、この先も試行錯誤を繰り返しながら、私たちの理想とする自然体験プログラムを実現するために、少しずつでも成長できるよう頑張ってまいります。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

国際大会への出場

映画づくりキャンプ参加者の子どもたちが「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」に関西・四国ブロック代表として出場するため、11/24〜26の日程で、開催場所である北海道北見市まで引率してきました。奈良県からの国際大会出場は同映画祭史上で初の快挙となります。

 

11/25に開催された国際大会は、アジア15か国と日本全国のブロック大会を勝ち抜いて選出された73本のノミネート作品から12個の賞が発表される形で授賞式がおこなわれました。残念ながら子どもたちの作品「子どもになった先生」は受賞となりませんでしたが、ノミネート作品の約9割を高校生・中学生の作品が占めるなか、小学生である自分たちの作品が国際大会に選出されたことは、子どもたちにとって大きな自信となりました。

 

飛行機を乗り継いでの長距離移動、北海道の雄大な自然や様々な施設の見学、海外からの出場者たちとの交流、華やかな国際大会への参加などを通じて、子どもたちの世界観や感受性が大きく広がってゆく様子を間近で感じることができたのは、私にとってもなによりの喜びでした。

北海道での体験

「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」が開催された北海道北見市では、日本全国やアジア各国から現地を訪れる出場者のために、大会事務局や地元ボランティアの方々が様々なイベントや観光ツアーを企画して、遠く離れた奈良からやってきた子どもたちを歓迎してくれました。

 

オホーツク海を一望できる高台で流氷の魅力を満喫できる「オホーツク流氷館」、北海道最大の湖で雄大な自然を体感できる「サロマ湖」、幻の魚イトウをはじめとした多様な北海道の淡水魚が楽しめる「北の大地の水族館」などの観光。オリンピック選手を多数輩出する日本初のカーリング競技施設「アドヴィックス常呂カーリングホール」での氷上カーリング体験。地元北見市の様々な海産物や農作物の絶品料理を心ゆくまで味わえる大会終了後の「アフターパーティー」。アジア15ヶ国から来日した大会出場者の子どもたちとの「国際交流会」等々。また、各会場や観光地を大型バスで移動する際に窓から見える北海道の景色はとても壮麗で美しかったです。

 

大会関係者ならびに北見市の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちは北海道での3日間を心ゆくまで楽しんで、一生の思い出に残るような最高の時間を過ごすことができました。

海外の子どもたちとの交流

北海道での初日の夜に、「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」に出場するため来日したアジア15ヶ国(中国/韓国/台湾/モンゴル/シンガポール/インドネシア/カンボジア/フィリピン/タイ/ベトナム/ブルネイ/ミャンマー/マレーシア/ラオス/東ティモール)の高校生・中学生およそ百数十名との交流会が開催されました。

 

会場となった体育館は国際色豊かな熱気に包まれ、奈良の子どもたちも片言の英語とボディランゲージを駆使して、各国の子どもたちへ積極的に話しかけていました。それにしても、子どもたちのコミュニケーション能力はすごい!互いに言葉の意味が通じなくてもまったく関係なし!日本の子どもたちも、海外の子どもたちも、言葉の壁を軽々と飛び越えて一緒に写真を撮ったり、メールアドレスを交換したり、みんな笑顔いっぱいで国際交流を心から楽しんでいました。

 

大会関係者によると、毎年たくさんの日本の子どもたちが交流会をきっかけに、海外のこどもたちとメールでの文通友達になっているとのこと。交流会終了後、奈良の子どもたちのメモ用紙を見せてもらうと、みんな様々な国の子どもたちのメルアドを数多くゲットしていました。

春の野外バーベキュー

週末に奈良市内の野外活動施設で、12名の女性や親子が参加する懇親会を開催しました。

 

普段の活動では、小学生の子どもたちを対象としたプログラムやイベントを開催することが多い私たちですが、今回は団体メンバーの奥様からお声がけをいただいて、彼女の勤務する職場の仲間や元同僚の方々が集まって楽しく歓談できるよう、野外バーベーキュや宿泊のサポートをさせていただきました。

 

開放感いっぱいの大自然の中でバーベキューを楽しみながら、参加者のみなさんの会話も大いに盛り上がり、子どもたちも会場テントのまわりで元気よく遊んでいました。

 

翌日は施設近くの農家で野菜の収穫体験に出かけ、大人も子どもたちもたくさんの野菜を収穫して、大喜びでした。2日間にわたって参加者のみなさんが楽しんでいる様子を間近で見ていて、今回サポートさせていただいたスタッフも、とても充実した時間を過ごすことができました。

映画づくりキャンプ

奈良県宇陀郡御杖村の山中にあるログハウスを利用して、小学生を対象とした「映画づくりキャンプ」を、8/25(土)〜26(日)の1泊2日で開催しました。

 

私が講師を担当するかたちで夏に「映画づくりキャンプ」を開催するようになったのが2013年からで、今回でもう6年目となります。ちなみに、2015年までは奈良市青少年野外活動センターの主催で、一般社団法人MintGreenの主催でおこなうようになったのは、2016年以降です。

 

初開催時に参加してくれた子どもたちは、いまやもう立派な中学生や高校生になり、これまで累計で50名以上の子どもたちが参加してくれました。毎年この「映画づくりキャンプ」を楽しみにして、小学校卒業まで何回も参加してくれる子どもたちも多く、なかには5年連続で参加してくれた男の子もいました。

 

私もまた、毎年このキャンプを楽しみしていて、子どもたちが瑞々しい感性で様々なアイデアを思いついて映像に焼きつけてゆく姿から、いつもたくさんの元気をもらっています。

夏の子どもたち

子どもたちは、夏の川遊びが本当に大好きです。

 

映画づくりキャンプを開催したログハウスの敷地内には、水の澄んだ美しい小川が流れていて、子どもたちは自由時間になるとアッという間に水着へ着替え、川遊びへと飛び出してゆきます。

 

川とは言っても水深が浅く、子どもたちの足首くらいまでしか水は流れていませんが、そんなことはまったく関係なしに、自分たちで様々な遊びを見つけて夢中になっていました。

 

今回、子どもたちが熱中して取り組んだのがダムづくりです。大小サイズの異なる多くの石を川幅いっぱいに何段も積み重ねて、最終的にはとても立派なダムが完成しました。

 

もちろん、川の流れを完全にせき止めることは不可能で、ダムの隙間から、あるいはダムの高さを超えて、川の水はどんどん流れてゆきます。それでも、子どもたちは大満足で、自分たちのダムを誇らしげに眺めては「すごいなぁ」「来年まで残ってるかなぁ」と喜んでいました。

いつのまにか

映画づくりキャンプのように、同じ子どもたちが何年にもわたって参加してくれるプログラムの現場では、久しぶりに会った彼らや彼女たちの成長に驚かされることがしばしばあります。

 

それは身長や体格など外見的なことだけではなく、話し方や行動など内面的な部分も含めて、昨年会った時とは別人のように逞しく変化している子どもたちを、これまで何人も見てきました。

 

そんな子どもたちの姿に大きな嬉しさや頼もしさを感じる一方で、なぜか自分の中ではいつも、少し寂しい気持ちになります。それはアラフォー世代の私が、子どもたちの成長とは反対に、体力の低下や白髪の増加など、年を追うごとに自分の老いを感じているからかもしれません。

 

かつて自分も小学生だった頃に、彼ら彼女たちと同じような、眩しくキラキラとした瞬間がありました。子どもたちを見て、それはもう遠い記憶の彼方に過ぎ去ってしまったことだと実感するのは、懐かしさと同時に寂しさがともないます。そんな気持ちを心のどこかに抱きながら、子どもたちが大人になっても記憶に残るような楽しい体験を目指して、頑張りたいと思っています。

3年連続の快挙

9/29(土)に兵庫県南あわじ市(淡路島)で開催された「第12回アジア国際子ども映画祭 関西・四国ブロック大会」において、8月の映画づくりキャンプで子どもたちの制作した短編映画が、ノミネート作品34本のなかで第7位となる奨励賞を獲得しました。

 

この映画祭は高校生・中学生・小学生の制作した映像作品が対象となり、全作品が同じ基準で審査されるため、技術的なクオリティが非常に高い高校生や中学生の作品と同じ土俵で競い合って小学生が賞を獲得することは、並大抵のことではありません。

 

3年前にMintGreenを設立してから毎年夏に「映画づくりキャンプ」を開催し、完成作品を同映画祭に出品してきましたが、子どもたちは、今回で3年連続受賞という快挙を成し遂げました。

 

今年の映画づくりキャンプ参加者を代表して、当日は3名の子どもたちが映画祭に出席して表彰を受けましたが、帰りの車の中で「去年より順位が下がって悔しいわ」と頼もしい発言も飛び出しました。来年もまた、子どもたちがどんな映像作品を生み出してくれるのか楽しみです。

陽楽の森

 

奈良県の王寺町にある「陽楽(ようらく)の森」で、毎年夏に恒例となった、小学生対象の『映画づくりキャンプ』を開催しました。

 

この森は、江戸時代から奈良で林業を営み、県内に広大な山林を所有して管理する、谷林業株式会社の私有地です。

 

今年度から、私たちは谷林業株式会社の協力を得て、この「陽楽の森」で様々な自然体験プログラムを実施してゆく予定です。

 

キャンプを実施した2日間は梅雨の真っ最中で、雨が降ったり止んだりの快適とはいえない天気ではありましたが、子どもたちは明るく元気にキャンプと映画づくりを楽しんでいました。

野外キャンプ × 短編映画づくり

 

団体を設立した4年前から、私たちは県内の中山間地域にある某小学校の生徒たちを対象として、毎年夏に「映画づくりキャンプ」を開催しています。

 

このプログラムは、1泊2日の期間中に、子どもたちだけで3分間の短編映画を制作し、キャンプの面白さも満喫できるという、とても贅沢な内容です。

 

完成した映画はDVDにするだけではなく、子ども(小中高校生)の作品を対象とした国内有数の映画祭『アジア国際こども映画祭』に正式出品します。

 

2年前の「映画づくりキャンプ」で完成させた作品は、同映画祭の関西・四国ブロック代表作品にも選出され、北海道での国際大会に出場しました。

 

今回のキャンプでも、子どもたちは素敵な短編映画を完成させました。

短編映画づくりのルール

 

短編映画を『アジア国際こども映画祭』に正式出品するためには、脚本・撮影・演出・編集など “ 映画制作のすべてを子どもたちだけで行うこと ” という厳しいルールを遵守する必要があります。

 

ただし、大人が制作指導やアドバイスをすることは許されているため、映画学校で学んだ団体スタッフが、ルールの範囲内で子どもたちをサポートします。

 

「映画づくりキャンプ」のいちばんの目的は、映画祭で賞を獲得することではなく、映画制作の楽しさや面白さを子どもたちに体験してもらうことです。

 

子どもたちはビデオカメラの使い方や、パソコンでの編集方法を聞く時は真剣そのものですが、実際の撮影時には、いつも笑い声がいっぱいです。

真夏の水鉄砲バトル

本日、奈良県北葛城郡王寺町にある「陽楽の森」で、自然体験イベント『陽楽の森で遊ぼう〜真夏の水鉄砲バトル〜』を開催し、小学生の子どもたち24名が県内各地から参加してくれました。

 

今週は秋雨前線の影響で天候がずっと不安定だったため、本当に開催できるのかどうか前日の夕方まで判断が難しい状況でしたが、今日は夏の陽射しが照りつける絶好のイベント日和となりました。

 

子どもたちはチーム対抗戦で互いに水鉄砲を撃ち合って、全身びしょ濡れになりながら森の中を駆け回り、水鉄砲バトルを存分に楽しんでいました。

 

休憩時間には子どもたちのいたずらで大人が標的になって、私たちスタッフも全員が全身ずぶ濡れになってしまいました…笑。

 

水鉄砲バトルの面白さ ①

今回の水鉄砲バトルのルールは、とてもシンプルです。

 

①2チームに分かれて、「12人 vs 12人」での対戦をおこなう。

②頭に「金魚すくいのポイ」を装着し、相手に撃たれて穴があいたら退場。

③相手の陣地に置いてある「ランプ」を奪ったほうのチームが勝ち。

 

しかし、これがなかなか奥が深く、チーム全員が最前線へ飛び出て水鉄砲を撃っているとほぼ同じタイミングで水がなくなり、全員が自分の陣地へ水を補給しに帰ると、一気に相手チームから攻め込まれてしまいます。

 

そこで子どもたちはチームを前線部隊と後続部隊の二手に分け、前線部隊の水がなくなったら後続部隊が入れ替わって前に飛び出し、前線部隊が陣地で水を補給して戻ってくるまで相手チームを食い止めます。それを繰り返すことで、相手チームが容易に攻め込んでくることを未然に防ぐのです。

水鉄砲バトルの面白さ ②

他にも、相手チームを挑発してわざと積極的に撃たせることで、相手の水がなくなったタイミングで一気に攻め込んだり、森の地形を利用して自分たちの有利な場所まで相手を誘い込んだり、水鉄砲バトルのゲームを何度も繰り返すなかで、子どもたちの戦術や駆け引きはどんどん高度な内容となってゆきます。

 

さらに、子どもたちそれぞれの射撃テクニックや、チーム内の仲間との連携もゲームを重ねることで向上し、イベント終盤あたりになると、手に汗を握るような両チームの凄まじい攻防が繰り広げられる展開となりました。

 

周囲から見守っている私たちスタッフも思わず「がんばれ!」「今だ!攻め込め!」と大きな声を出してしまうほどの熱い戦いを見せてくれた子どもたちですが、イベント終了後はみんな笑顔で互いに声をかけあっていました。

映画祭での受賞

淡路島(兵庫県南あわじ市)で本日開催された「第13回アジア国際子ども映画祭 関西・四国ブロック大会」において、7月の「映画づくりキャンプ」で子どもたちが制作した短編映画『子ども大作戦』はノミネート38作品のなかで6位となる「兵庫県洲本市長賞」に選出されました。

 

この映画祭は子ども(小中高校生)の作品だけを対象として全国でブロック大会が実施され、各ブロックの上位3作品が国際大会への出場権を獲得します。今回は残念ながら国際大会への出場は逃しましたが、中学生や高校生の作品が半数以上を占め、多くの優秀なノミネート作品がひしめきあうなかでの入賞は、本当に素晴らしい結果だったと思います。

 

団体を設立してから毎年開催している「映画づくりキャンプ」ですが、一昨年の国際大会出場を含め、今回で4年連続の入賞となる快挙を果たしました。