先日開催した「森と琵琶湖一周こどもチャレンジキャンプ」の5月プログラムでは、子どもたちが木製のカトラリー(スプーンや箸など食事用道具の総称)づくりに挑戦しました。
まずは材料となる木片にマジックペンで下絵を描き、次に鉈(なた)やノコギリで余分なところを切り落とし、あとは小刀や彫刻刀を使用して最終的な形になるまでひたすら削ったり彫ったりしていきます。
子どもたちによって、箸をつくる子とスプーンをつくる子にわかれましたが、どちらの作業もそれぞれに難しさがあり、みんな真剣になって自分たちの作業に没頭していました。
箸づくりの工程は、比較的簡単に原型まで完成するのですが、そこから最終的な形にするまで非常に繊細な作業が必要で、とにかく削りすぎないように丁寧に少しずつ細くするのが大変です。
それとは反対に、スプーンづくりはひたすら力を込めて彫っていくのが大変で、原型に近づけるだけでも子どもたちにとっては大変な労力を必要とします。