1月のプログラムでは、2日間にわたって雪合戦・そりすべり・雪だるまづくり・雪中ハイキングなど、子どもたちは様々な雪遊びを体験しました。そのなかで、子どもたちはもちろんのこと、私たちスタッフも生まれて初めて挑戦したのが、「かまくら(雪洞)づくり」です。
正確には、スタッフの伊藤だけが今回プログラムに参加したメンバーの中で唯一の雪国育ち(長野県出身)だったため「かまくら」をつくった経験があり、彼の指示のもと、子どもたちとスタッフの総勢10人で力をあわせて作業に取りかかりました。
実際に「かまくら」をつくってみて初めてわかったのは、とんでもない労力と時間を必要とする作業だということです。今回つくった「かまくら」は大人2人がなかで座れるくらいの大きさだったんですが、それでも、膨大な量の雪を全員総出で周囲から集めてきて雪の山をつくり、それを固めて、最後に中をくりぬいて、という作業を2時間以上かけておこない、ようやく完成させることができました。自分たちの手でつくりあげた人生初の「かまくら」に子どもたちも大喜びで、何度も中に入ったり出たりしながら、心ゆくまで「かまくら」遊びを楽しんでいました。